スープラはずっと笑ってる

スープラと言う古い車を愛するアラサーです。 車と猫と熱帯魚が好き。

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池の水全部抜く。「外来種=敵」なのか本当の責任はだれにあるの?

「池の水全部抜く」と言う番組がTV東京で放送されているのをご存知でしょうか?汚れた池の水を抜いて綺麗に掃除すると言う番組なんですけど、僕はこの番組が大好きです!

なんていうか池の中って未知の世界じゃないですか!その中を覗けるってとってもワクワクするし、そこにどんな生き物が住んでいるかがわかる!僕は生き物が大好きですし、昔やってた動物奇想天外とか生き物が扱われる番組が大好きです!

この番組もいい企画ですし、為になると思うんです。 

‥ですが、最近ちょっと違和感を感じるんです。

だんだんエスカレートしてるというか‥

同じこと思ってる方がいるかもしれませんが、「外来種=敵」みたいな構図にすごく違和感を感じるんです。

外来種が生態系を崩してるのは、紛れもなく確かなんですが、番組を見てると「外来種から池を守る!」とか「外来種を駆逐する!」って言ってますけど、外来種を持ち込んだのは人ですからね。

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責任はどこにある?

もう少し噛み砕いてお伝えするなら「責任は外来種にある訳じゃなくて人にある」ってことなんですよ。

外来種からしたら、進撃の巨人みたいなもんですよ。平和に住んでいたのにある日突然の人間の襲来により駆逐されちゃうんですよ。外来種にとっては日本だろうがどこだろうか同じです。そのすんでる池が世界の全てなんですから。先祖が昔その池に連れてこられただけで、ずっとそこに住んでるんですよ。

 

例えば僕はノーザンバラムンディというアロワナを飼ってます。

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この魚はパプワニューギニアやオーストラリアに生息しています。成長すると60センチ〜90センチにもなる大型の熱帯魚です。

もしも、このアロワナが予想以上に大きくなったからと言って近くの池に捨ててしまったどうでしょう。責任は何処にあるんでしょう。この子ですかそれとも僕ですか?

たぶんほとんどの人が僕のことを批判するでしょう。「なんて無責任なんだ!」「生き物を大切にしろ!」って。外来種とどこがちがうのでしょうか?

 

 例えば今回の番組で雷魚が駆除されていましたが、って言ってましたが、駆除した雷魚はどうなったんでしょう?殺したんでしょうか?

環境省によると

環境省のHPにこんな記載がありました。

防除で捕獲された生物を殺処分する場合には、極力苦痛を与えないような方法で処分されることになります。このような事態が繰り返されないためにも、外来生物を放したり、逃がしたりしないように注意していくことが最も大切です。

出典:環境省自然環境局防除に関する基本的な事項 | 日本の外来種対策 | 外来生物法より(最終閲覧日2018年3月12日)

 

この「このような事態が繰り返されないためにも、外来生物を放したり、逃がしたりしないように注意していくことが最も大切です。」と言う部分がこの番組の最も大切にするべき場所ではないのでしょうか?

「責任が何処にあり、今後どう責任を取る為に考えて行かなければならないか」

この部分が薄くなってしまうと、ただの「外来種=やっつけろ」の残虐ショーになってしまいますし、子供もそうおもってしまうでしょうね...。

 最後に

なんども同じことをくりかえすようですが、僕がこの番組に対して思うのは、もっと本質を、放送してほしいってことです。駆除はしょうがないかもしれないです。人が連れてきたから人が駆除するというのも責任の取り方でしょう。在来種を守るためには必要なのかもしれませんが「昔、人がここに連れてきて繁殖してしまい、どうしようもなくなったために命が駆除される」と言う部分をしっかりと放送してほしいんですよね。

在来種だろうと外来種だろうと同じ命なんですから。結局は人間のせいなんですよ。

そこをちゃんと放送しないと間違った正義になってしまう気がするんです。

さんざんと言いましたが、僕はこの番組がとても大好きです。これからも続いてほしい番組です。外来種について理解がある人がみれば自身で補足しながら楽しめますが、外来種のことを知らない方がみたら、子供が見たら...勘違いしてしまうんじゃなかろうか?

全ての命についてもっとフェアな番組になると良いと僕は願います。

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